ホームページを御覧の皆様方におかれましてはお元気にお過ごしの事と存じます。さてぇ私事で恐縮でございますが、このたび大型二輪に挑戦したのでございます。年甲斐もなく、体格を考えての声・声・声を無視して頑張ったのです。
しかし、重い重い車体。センタースタンドをかけるのに力がいる。跨ると足がとどかない･･･何と言う事でありましょう、無理もありません。慎重･･･いえいえ、身長１５０㎝・体重４３㎏・年齢５３才の私ですもの。お尻をほんの少しズイィィとずらして片足立ち、つま先チョンチョン、バランスを崩しガシャーン!!。
ため息、引き起こしに全力を出し切り顔が真っ赤。この期間何度となく右へ左へさまよう乙女心のようにガシャンを繰り返していたのでございます。修理代の請求が怖い････トホホホホ。それでもめげずに頑張ったのでございます。そうです、この検定車CB750は２００㎏以上あると思うんです。非力を感じたのです。でも乗ってしまえば座り心地も良く、外周は気持ちよく･･･このままツーリングにと思ったのでございます。
さすがCB750は、パワーもありトルクもありベストバイク教習車であります。ナンバーワンであります。と、言う事が分かりましたのでございます。
一本橋、波状路、スラローム、クランク、S字、急制動４０㎞。こんなのありぃ～中でも一本橋、10秒以上幅30㎝長さ15㍍。もっと広くしてぇ･･･と、思うのは私だけでありましょうか。何度落ちたか、「あぁっ」こんなの無理だわ本当に無理だわ勘弁して。感覚が無いのか年のせいなのか、良し今度こそ気合いを入れて「おりゃー」「どりやぁー」とどこかで聞いたようなバイク魂と根性。あぁ素晴らしい中高年の鏡、ライダーの手本でありましょう。
自宅に帰れば肩がパンパン上体に力が入りすぎ、下半身ニーグリップは頭では分かっていても体が着いてこない中高年の現実。あぁ、何と寂しい悲しい現実でありましょう。分かっていてもいざ乗ると忘れてしまう。アリナミンVを飲んで頑張ったのでございます。
でも、過ぎてしまえば何とやらで楽しくもあり苦しみもあり、何とか合格できたのです。あぁ、輝かしい中高年。あぁ頑張れ中高年。合格し、皆様と同じ土俵に上がる事ができたのです。まだ大型バイクはありません。当分は今のままでしょう。雨・雨・雨の梅雨の中、私にとっては頑張ったのでございます。久々のレポート、ご静聴誠にありがとうございました。
次回は私、次回は私、大型バイクに乗っております。いぇ、おるかも知れません。お楽しみに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　レポーター　バンディット山さん