東海どんぐりモーターサイクル倶楽部会主催

第54回旧車ツーリング愛好家の集いin鬼岩公園、鬼岩の集いの軌跡を辿る!

団栗村の住職さん挨拶 明けましておめでとうございます。
今年も初走りは1月2日の鬼岩となりました。陸王愛走会の主催で行われていた鬼岩公園旧車の集い、これが始まったのが1983年です。最盛期は300台以上の旧型二輪車が集まり年代別に並べたり走行会があったりと賑やかなイベントでした。
特にバザー会場は部品を探すマニアの皆さんで大混雑でしたよね。そのイベントも15回続いたと記憶しています。ですから20年以上前に終わってしまったんです。
が、現在も新年二日には鬼岩ドライブイン駐車場がバイクで(あふ)れるほどの盛況なのです。私達のようにイベントをするために来る方達もあるのでしょうね。これも陸王愛走会の皆さんが長年続けられた旧車イベントのおかげだと思います。
東海中部のマニアにとっては鬼岩は旧車の聖地と言っても良いと考えます。そして私達が利用する四季の和食処味由貴壮は鬼岩の集いが毎年終了後の反省会の場所、最後の集いが終わった時に味由貴壮を利用して欲しいとのお話に私どもの倶楽部の旧車ツーリングの一環として続ける事になりました。
なので来ちゃったんです今年も鬼岩へ。その顛末記をご覧頂ければ幸いです。

HP担当 団栗村の住職さん 

鬼岩イラスト
40台もの新旧国内外の二輪車が鬼岩へと向かった。だが近付くと路面が濡れ凍結の恐れが・・・さぁ松野湖へ上がるかドライブインへそのまま向かうか迷ってしまう。
松野湖への分岐点までの峠道はきつく小排気量の旧車は大変だったようです。

1月2日

ゲッ北の空は真っ黒だ予報は晴れ「行くに決まってるぜ」!

午前6時、ガレージのシッターを明けるとまだ暗い。特に北の空が真っ黒だ。予報は晴れなので安心してはいるが心配かな。大晦日と元旦にかけて整備と試運転をし燃料満タン、
エンジンオイルも交換済みだ。珍しくキック一発で両方の気筒が目覚めた1972年式ホンダCB125JXがまだ眠る町中を駆け抜ける。
が、ウインカーの反応が驚くほど遅い。引き返して大きいバイクに乗り換えも考えたらヘッドライトを消せばOK、PC用の6Vバッテリーが弱って来たようだ。そのうち明るくなると
集合場所へと向かう。

キャブトンRTS600  とても綺麗なCB750K0  下呂から自走のヤマハYD1   集合場所はデニーズ春日井バイパス店、時間は9時。1時間以上前に到着し朝食とコーヒーブレイクとし倶楽部のOB一家と旧車仲間の皆さんに新年の挨拶。店外へ出て撮影に回った。
キャブトン、ホンダCB750K0、ヤマハYD1などが到着している。


一宮の旧車仲間の皆さんが到着
一宮方面の旧車の皆さんがやって来た。陸王、キャブトン、ホンダCT110、スズキDR-ZMと到着だ。

道の駅志野織部へ向けてスタートだ!

食事会場の味由貴壮への最終確認をし貸し切りの駐車場確保の中津川のMさんにも連絡をする。中津川方面は雪が降っているとの事だった。松野湖大丈夫か、道の駅で皆さん
と相談しよう。

メグロK2-500   鬼岩のイベント開催当時は参加の皆さんは各自かお仲間で走り松野湖の会場まで向かってました。私も当時乗ってましたヤマハXS650SPで市内で倶楽部仲間と集まり土岐市のR22への分岐手前の喫茶白樺で冷えて痛い指をコーヒーカップで温めてましたね。
周りには黒ずくめの年配ライダーが多くいたのを覚えています。
画像はR19春日井付近を走るちろりん村の村長さんメグロK2-500です。柔らかい気持ちの良い排気音で走ってます。
左から追い抜くYD1  春日井IC付近で信号待ちをする横を左から抜いて行くヤマハYD1,ライダーは下呂から参加のNさん。鬼岩の会場へ入ると目立つスボーティーなバイクが目に止まった事があった。後で調べたらヤマハYDS1と言うバイクでホンダCB72とはライバルだったように思う。 
走りながら当時の色々な事が思い出される。
土岐ICで丁度合流  その喫茶白樺を出るとすぐに松野湖への分岐信号となり左折、少し走れば土岐ICとなる。今回は現地合流になった当倶楽部の源さんカワサキW3サイドカーとお友達のAさんBMWSR100RSトロイカサイドカーが土岐IC出口で丁度合流。 
道の駅への登りを駆け上がる   道の駅への登りを豪快な排気音を響かせて走る源さんのサイドカー、追い上げようとシフトダウンし回転を上げるも小排気量のひ弱さで追い付かない。
当時はこの峠道で焼き付いて停まっていた平野バルモビルと言うスクーターがあったっけ、その光景はまだ脳裏にしっかりと焼き付いている。
道の駅着  午前10時過ぎに休憩予定の道の駅志野織部へ到着。土岐IC手前から道の駅までの路面が濡れており松野湖の峠の凍結の恐れありと主催メンバーで判断。松野湖へは上がらず鬼岩ドライブインへ向かう事になった。 

急げ鬼岩ドライブインへ!

ドライブイン入り口  貸し切り駐車場   先陣を切って鬼岩ドライプインへ入ると相変わらずの混雑、見物者の人並みを気を付けて抜けて行く。貸し切りでお願いしている駐車場へ到着。
駐車場確保をお願いできた中津川のMさんはオート三輪にバイクを積んで待っていた。

待機のMさんと合流
駐車場で待機していたMさんと新年の挨拶、食事会場のご好意で貸し切りで借りているのだが他のお店の方との考えの違いがあったようだ。駐車場の半分は確保
できたのは大助かりでした。
来年はその点を事前にお邪魔して確認しないといけないだろうね。
Mさんがオート三輪に積んで来たのはフランス製モトベカンと言う物でちゃんとエンジンは生きていた。凄い!

駐車場で記念撮影
まずは集合写真の撮影です。ところが松野湖で待機している皆さんの事をコロッと忘れてました。慌てて携帯で連絡を取りましたけど申し訳ない。
前に出したのは下呂のNさんのヤマハYD1-250、1958年式です。

参加車両を見て回る
私どものイベントに参加した皆さんの参加車両を見て回り表彰する優良旧車を選出する。貸し切りの駐車場も賑わっているがドライブインの駐車場は出入りも難しいほどの混雑だ。
私達のお仲間以外の車両も素晴らしく拝見させて貰った。

松野湖での待機組も合流
松野湖で待機していた参加者も合流しパチリと一枚。左は岐阜のKさんヤマハXS-1、右は愛西市のKさんカワサキW1-650、連絡が遅れてすみませんでした。

食事会場の四季の和食処味由貴壮で親睦を温めよう!

味由貴壮  イベント盛況時、陸王愛走会の皆さんが反省会に利用していたのが画像の味由貴壮だ。私達も長年お世話になっている。つたない私の企画も色々とサポートしてくれるので助かっている。
なにしろ季節柄、道路状況や天候で行けなくなるのでご迷惑ばかりかけている私です。 
四季の食事処味由貴壮のホームページです。


会費徴収  参加費を徴収してくれるのは倶楽部員の村長さんOBの松さん、ご協力感謝です。会費は食事代金+賞品代金+写真代+レポート作成費=4.000円、皆さんありがとうございます。 

村長さんの乾杯の音頭
お昼丁度に当倶楽部の創立以来のメンバーちろりん村の村長さんの乾杯の音頭で食事会が始まった。手にするビールコップはノンアルコールなのでご安心下さい。

味噌鍋を中心の料理  食事風景   料理はお任せの味噌鍋を中心とする体が温まるもので、その心遣いに感謝。
テーブルを広い宴会場の四隅に並べての食事会、各テーブル毎に撮影して回る。盛り上がる話は当然バイクの事なのは間違いない。色々な情報交換をしている参加者の皆さんもいた。


バイク売り足しのBさん  VT400Sを売りたいYさん  バイクを処分したい源さん  良いチェーンオイルがありますとの情報を流すUさん  優良旧車の表彰の前に時間ができ情報交換したい方のお願いコーナーを設けた。
バイクを売りたい方、良いオイルがあるとのお話がありましね。 

優良旧車の表彰を行う!

鬼岩のイベント開催時は選出されたバイクとオーナーに出て貰い各部門の表彰をしてました。テーブルにトロフィーが並んでいたのを覚えています。で、そのまねごとを・・・。

表彰の用意  最初に優良旧車8台の表彰準備に取りかかります。プレゼンターは我が倶楽部の女性ライダーYさんにお願いしました。以前は結構大きな賞品も用意しましたが最近は成るべく小ぶりを揃えてます。
でないと私のCB125には積んで来られませんしね。 
授賞式  選出されたバイクのオーナーさんを呼び出し順次賞品を手渡して行く。それぞれ素晴らしいコンディションのバイクオーナーの皆さんです。 

8名の入賞者の皆さんおめでとうございます!

優良旧車賞に輝いた皆さん
優良旧車賞に輝いた皆さん。前列左~スズキRG250のTさん、フランス製モトベカンのMさん。
後列左~ホンダドリームCS71のNさん、カワサキZ400LTDのKさん、キャブトンRTS600のKさん、BMWR90SのMさん、キャブトンRTS600のKさん、ヤマハYD1のNさん
以上八名の皆さんおめでとうございます。

最高旧車賞国産車部門と外車部門発表

最高旧車賞おめでとー!
最高旧車賞に輝いたお二人です。左~外車部門で受賞のKさんは1925年製のインディアンで参加。とても素晴らしい状態のインディアンは見ていても時間を忘れました。
国産車部門受賞のSさんはホンダドリームCB750K0で参加。見た瞬間に「おぉっ」と目を奪われてしまいました。国産車の名車ですもんね。

ジャンケン大会で賞品争奪戦だ!

表彰後は全員揃ってジャンケンで賞品を争奪だ。用意した賞品は瞬く間に消えて行き足らなくなってしまう。そうだ、受賞した人以外でやるんだったんだ・・・と思い出しても後の祭り。
毎回同じ様な賞品なので来年は少し工夫が必要かも知れない。ジャンケン大会の画像がありませんでしたぁ~!

全員揃って記念撮影!

全員で記念撮影
最初の集合写真では松野湖へ上がった方達が入って無かったので改めて食事会場で記念撮影をしました。総勢37名の参加、皆さん、ありがとうございました。
この後、Wの源さんの一本締めでお開きとなりました。

皆さん帰路へ、来年またお合いしましょう!

エンジンをかけるインディアン
エンジンを始動し帰りの準備をするKさんとインディアン、その向こうはKさんの陸王VFD1951年式です。排気音に魅了されました。


帰路へと向かう皆さん
解散して帰路へと向かう参加の皆さん、また次回お合いしましょう。


最後に帰路へと向かうMさん
一番最後まで残っていた当倶楽部OBのMさんがメグロS3-250で鬼岩駐車場を後にする。見送り私も帰路へと着いた。


 後記
昔、往年の名車達が集った鬼岩公園、今も数多くの旧車ライダーが集まって来る。それも鬼岩の集いのおかげでしょう、来年も新年二日に皆さんと走りたいものです。
貴重なバイクを拝見できた素晴らしい一日に感謝。
本日の走行 140.2km

第54回旧車ツーリングルート図

鬼岩ルート図
今回も迂回路は使わずR19周りで行きました。数年前の土岐のアウトレッドの渋滞は追い越し車線を使用すれば大丈夫でした。


動画

  作成準備中 


BACK  往年の名車を愛でるのは素晴らしい一時だ!  UP