東海どんぐりモーターサイクル倶楽部主催

第42回旧車ツーリング愛好家の集いin鬼岩公園

第二回イベント会場全景
1982年1月2日、この日に僅か17名の旧車マニアが当地(鬼岩公園松野湖駐車場)をツーリングで訪れたのが鬼岩公園旧車の集いを生むきっかけ・・・と第2回参加者名簿冊子P1に紹介されています。
翌年に陸王愛走会主催の第一回が開催され私は1984年の第二回より参加しさせて貰いました。上の写真は第二回名簿兼小冊子に載ってます会場全景で現在とはまったく違いますよね。冊子には懐かしい皆さんの写真で溢れ東海中部のバイク乗りの著名な方の参加記が紹介されてました。
名簿を見ると現在もお付き合いいただいている方の名前が多々載ってます。
確か15回まで続いたこのイベントも諸事情にて中止となり最後の年に反省会の場所として利用していた鬼岩ドライブインの味由貴壮を今後も使用して欲しいとの主催者側からの申し出があった。ならばと私どもが続けている旧車でのツーリングに組み入れたのです。
東海中部地方の旧車マニアにとって新年二日は鬼岩へを合い言葉に今年も出かけました。ゆっくりとご覧下さい。

HP担当 団栗村の住職さん

旧車ツーリング愛好家の集いin鬼岩イラスト
数年ぶりに上がった旧松野湖駐車場(当時の隣だが)、そこへ駆け上る参加車両は数カ所の凍結路も何のその元気に走って来た。その顔は笑顔のオンパレードでもある。

春日井のデニーズに集まれぇ〜
店内の窓越しから集まるバイクを撮る ホンダC−71とCL72 中国製バイクの修理 勢揃いしたバイク達
年末の冷え込みもどこへやら、割と暖かい陽気の中を春日井市役所に近いデニーズ40台余りもの新旧二輪車が集まった。
熱いコーヒーを傾けながら新年の挨拶からバイク談義へと話が移るのも早い。不調の中国製バイクの整備をしたり、整備をした人のバイクが壊れたりと色々とあってのスタートとなる。走行は道の駅まで自由走行で行きました。
エンジンを暖めるCS72 エンジンを暖めてそろそろスタートの用意です。下呂から参加のホンダドリームCS−72(1962年式)
やはり旧型二輪車には銀色のクロムエルヘルメットがお似合いのようですね。
道の駅志野・織部で休憩
陸王サイドカー
春日井をスタートしR19からR21で峠道を駆け上り一宮から参加の陸王VFD・LTSサイドカー1951年式が到着する。
ハーレーVL

ハーレーの1932年式VLも無事に到着。不思議なもので旧型の方がペースが早いんです。
ラビットS301
道の駅で合流組の安城市から参加の富士重工製ラビットS301が混合ガソリンの臭いを発しながらやって来た。
ラビットS601

同じく安城市から参加のラビットS601−200ccは賞品差し入れの山ふぐを持参。牛乳の箱の中に積んである。
松野湖駐車場へ到着
CL160
数カ所の凍結路はあったもののゆくりと走り松野湖駐車場に到着した。写真は春日井市から参加のホンダスクランブラーCL160(1966年式)
キャブトンとCL72
キャブトンRTS600は西区からの参加。続くは春日井市から参加のホンダCL72(1963年式)。
ファルコーネ
バイクもスーツもセンス抜群は名東区からやって来たモトグッチヌーボーファルコーネ、軍用バイクだ。

堤防道路を並んで走行
松野湖への堤防道路を旧車が並んで駆けてくる光景はイベント当時を彷彿とさせる。

松野湖で記念撮影
BSA A10スーパーロケットファルコーネを囲んで記念撮影とした。バイクの前に座るのは70歳以上のライダーの皆さん。いつまでも元気に参加して下さい。

鬼岩ドライブインへ移動
貸し切りの駐車場 松野湖で記念撮影をし時間も押し迫ったので早々に鬼岩ドライブインへ移動した。豪快な排気音を響かせて下って来る旧車達は壮観でした。
会場の味由貴壮さんにお願いして貸し切りの駐車場を確保してあり安心して停められる。が、他車が入って来るので対処も皆さん協力して貰えて助かる。
ドライブインの駐車場は満車状態 上の写真ではW1W3のWシリーズが多く写っているがラビットも数多く来ていた。ドライブインの駐車場は既に旧型二輪車や四輪車で埋め尽くされている。
他のグループの皆さんも新年二日はやはり鬼岩なのだろう。
食事会開催
乾杯の音頭を取るちろりん村の村長さん 皆でかんぱーい 安城のmatuさん 豊田から参加の夢屋さん
写真左〜乾杯の音頭をとるのは主催倶楽部の長老ちりん村の村長さん。もちろんノンアルコールで「かんぱーぃ」。自己紹介コーナーでは安城からラビットで参加のmatuさんが「山ふぐの刺身を持参したでジャンケンで持って行ってや」の挨拶。
豊田から風邪を押して四輪参加の夢屋さんは「明日も予定があるんで皆さんにうつして帰ります」とマスクを外してゴホン、ゴホンとやっていた。
優良旧車の表彰
イベント華やかりし時と同じような雰囲気になればと優良旧車を選びオーナーさんに賞品の授与とした。
今回の賞品は昨年の鬼岩詣でで鬼岩旧車の集い主催者側から当時イベントへ協力し現在も活動しているクラブへの補助金にてまかなった。感謝です。
申し込み一番の知多市のnakaさん シニアライダー賞は津島市のhibiさん 優良旧車賞の安城からの兄弟 最高旧車賞に輝いたお二人
1956年式BSA A10スーパーロケットで参加したnakaさん。 中国製スズキGZ125に手製の木製バッグを取れ付けて来たhibiさん。 カワサキB1とラビットマイナーで受賞した安城から来た兄弟。兄弟で受賞は初である。 最高旧車賞の外車部門はファルコーネ、国産車部門はホンダCB72のオーナーへ。おめでとうございます。
ジャンケン大会
すろう人さんのジャンケンでスタート 勝った人から賞品を選んで行く 山ふぐ争奪戦 主催倶楽部のすろう人さんジャンケン大会で賞品が次々と消えていった。
最後は全員での山ふぐ争奪戦、これは皆さん気合いが入ってましたよ。

解散し帰路へと向かう参加者達
イベント終了後、各自やお仲間同士で帰路へと着きます。その光景をアップしてみました。画像をクリックしてご覧下さい。

帰宅準備の参加車両 1929年式ハーレーJD 1934年ハーレーVL 1978年式スズキRG250 2006年式ヤマハV−MAX1200
1970年式ヤマハXS1−650 1969年式カワサキW1S650 1972年式カワサキW1SA650 ベスパPX125FLU モトグッチヌーボーファルコーネ
ホンダSL90K ホンダCL250 1969年式カワサキW1S650 1963年式ホンダCL72 1966年式ホンダスクランブラーCL160
BMW R75/5サイドカー 1956年式BSA A10スーパーロケット 1962年式ホンダドリームCS72 キャブトンRTS600とカワサキW1S650 帰宅準備OK
ラビットS301 キャブトンRTS600 スズキGZ125HS ラビット 鬼岩を後にするメンバー達

第42回旧車ツーリング愛好家の集いin鬼岩公園ルート図
鬼岩ルート図

後記
今年も鬼岩が初走りの場所となり皆さんとお会いでき嬉しく思います。今までで一番参加者が多い51名(1名リタイヤ)、食事会では私の不手際を多くの方に助けて頂きました。
来年度の鬼岩では落ち着けるようにゆったりと時間をかけて賞品受賞者の方へのインタビューを取り入れ参加車両との思い出を聞かせて頂く予定です。人数に慌てて落ち着かない感じの幹事でした。難しいものと反省とし勉強です。

懐かしいバイクを見るのは本当におもしろい UP