三度目の正直でございます!「黒部ダムの放水が見たい」と誰かが叫び「よっしゃー行きましょう」と安請け合いしてから三年、三年目も浮気する事なく企画した黒部・白馬キャンプ。
やっと天候と倶楽部の皆さんとの都合がピッタシカンカンになって出かけて来ました。
豪快な放水と美味しいダムカレー、白馬の山々を眺めての野営と黄金色の温泉と大満足な旅となりました。その顛末記、ゆっくりとご覧頂ければ幸いです。
HP担当 団栗村の住職さん
地震で数年閉鎖されていた白馬の倉下の湯が再開された。、ダムの放水を見てから行くはずだ。キャンプ場から徒歩2~3分の黄金色の湯である、が何を間違えたのか会長の
住職さんはダム下の湯?へ入ってしまった。ダムと言えば東宝特撮映画の大怪獣モスラが現れる。そのモスラ様も大仰天!
目立ちすぎだよなあぁぁ~!この後で天罰が下ります、ご期待下さい!!
げっ雨じゃん、降水確率低いはずだろおぉぉぉ~!
7月17日
今回は黒部ダムの放水をみたいのですが時間が分からない。なので早めに中央自動車道の屏風山PAを午前8時にスタートできるように「集まろうぜ!」てのが合い言葉??
だったのに5時に起きたら名古屋港区は雨、結構ってるじゃん。
6時には自宅を出る予定なのにと「雨、スタート時間は流動的」と参加者にメールを打って再び布団の中へ。
6時、眠れず再び外へ出ると雨は上がってる。慌てて着替えて午前6時50分自宅を出た。もおぉぉ~梅雨末期の天気は分かんねぇ~! 名古屋高速を利用して小牧ICより東名高速~中央道へと走る。小牧の付近は路面が濡れていたし中央道も曇り空、虎渓山SAで給油をして午前8時ジャストに屏風山PAに着。 同行のカワサキバルカンS650ABSの石さんとハーレーロードキングのnozaさんが待っていた。「良くなるから雨でも予定通りじゃなかったのぉ~」と言われてしまった。申し訳ない。「飯食って来る」とPA内のはなまるうどんでカレーうどんを食べました。 |
ルート説明と予定を話し合い30分おくれで出発だ!
午前8時30分、反省をしつつスタート。一泊二日の黒部白馬へのキャンプ旅の始まりです。暑いので休憩はこまめにの予定なんですが30分遅れを取り戻さなきゃね。 駒ヶ岳SAで休憩し岡谷jctより長野自動車道へ。梓川SAで二回目の休憩とし安曇野ICで降りました。そこからはR147で大町を目指します。 |
大町の扇沢駅へ到着!
午後12時に大町の扇沢駅に到着。森に囲まれた涼しいルートを抜けると所々に駐車場があったが係員に上の方に行きたいがと確認すると手配してくれた。 駅のロータリーで待機の係員から二輪車置き場を教えて貰いロープの隙間から停められた。 それでも徒歩5分は離れていたね。涼しい走行から汗だくでトロリーバスの駅へと歩きます。 |
乗車券売り場でトロリーバスの黒部ダムまでの往復券2.570円を購入。「高けえぇぇ~」と思うけど維持費と考えれば仕方無しかな。 | |
発車時刻は午後12時30分、時間まで待機です。祭日にしてはそれ程込んでないよね。10月に来た時はバスは満員で立って乗りましたよ。 | |
発車時刻少し前に案内されて私達は三台目のバスへ乗り込みます。全員が座れたのが良かったよね。トロリーバスは私の子供の頃に名古屋でも走ってましたし乗りました。二両連結のもありました。 | |
先頭のイスに座ったので進行方向が良く見えます。この扇沢のバスを初めて知ったのは東宝特撮映画「三大怪獣。地球最大の決戦」だったと思う。 キングギドラが隕石のように燃えて落ちて来て捜査隊がバスに乗りダムへ、ダムから下へ降りて行くツーンがあった。 |
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約15分で黒部ダム駅に到着。バス内での説明で前方へと歩いて展望レストランと新展望台を目指します。でも階段は220段、大丈夫かぁぁ~! |
上がりました220段、きつい心臓が苦しいです。日頃の運動不足を感じてました。
新展望台より黒部ダム放水を見学「凄いぃ~!」
息を切らしながら新展望台へ上がり撮影しました。朝6時から午後5時30分までこの時期はズーと放水しているようでかす。この展望台はレストランの屋上にあります。
黒部ダムから眺める稜線は残雪が残っていました。この時期にあるってのは万年雪でしょうね。次回は春か秋にこの眺めがどうなっているか見たいものです。
食事をしてダム堰堤を歩こう!
展望レストランで昼食としました。目に止まったのはナンで食べるダムカレーってのです。「何で食べるぅ??}と頭をひねってましたがナンで食べるのねと納得でした。
インドのパンだよね、そのナンをちぎってカレーのルーを漬けて食べると「美味い」ピリッとした香辛料が効いていけます。
私とnozaさんが食べたカレーは850円、石さんは焼きそばでした。
食後はダムへと降りて堰堤を散策、向こうへ行くと確かケーブルカー乗り場で室堂へ行けます。何年か前にバスツアーで宇奈月側から入って通り抜けをしましたよ。 堰堤の上から見下ろす放水は迫力ものでした。 |
ダム碑の前で記念撮影を撮ってもらいました。専属カメラマンが私達のカメラでも撮ってくれます。が、私のカメラが何と電池切れ、nozaさんのスマホの写真を掲載です。
この後、殉職者慰霊碑に参拝してダムを後にしました。
記念写真1.200円、やっぱり買いませんでしたね。
買い出しをしてキャンプ場へ行くぞ!
記念写真を買わなかったバチが当たったのか下山途中でエンジンがブスブスブスッとなったので予備に切り替えたのですが止まってしまう。いつもならすぐに生き返るのに????。 予備になるにはまだ50km近く余裕があるはず、かからないのでオーバーヒートかとラジエターの液を補充。暫く冷ましても掛からない。 燃料を確認しようとしたらキャップが外れない。ひっぱると吸い付いたような状態でキューポンッと開いた。あれっ燃料が無いじゃん。 暫くしたらエンジン再始動、「ホッ」として再出発。ご心配かけました。 原因は???。そう言えば、来る途中の高速の登りではアクセルをいっぱい開けても力がでなかった。エアクリーナーの詰まりで燃費が落ちたか高所では混合比が濃いのか????。 |
白馬アルプスオートキャンプ場到着
R148で何とかガス欠寸前に給油し白馬駅手前のスーパーザ・ビッグに午後3時15分着し買い出し。このスーパーはイオン系列だった。買い出しの荷物を積むのも汗だくだ。
白馬駅前を通過して松川を渡り森上の信号を左折。深い木々の中を抜けて突き当たりを左折すると地震から立ち直り再開した倉下の湯が見える。
で、橋を渡らずに右折すれば白馬アルプスオートキャンプ場である。
管理棟の親父さんはざっばらんな面白い人だった。1区画3.500円をバイク3台の大人三名で使用する。区画は広いのでソロテントなら3張り以上でも大丈夫だろう。
写真の荷物の中で一番重いのは大量のビールだね!
汗をかきながら設営完了。左~nozaさんのコールマンツーリングドーム、石さんのワンタッチテント(簡単で最高だ)、私のスノーピーク。寝床は完成、温泉へ行こう! |
があぁ~温泉へ行く前に暑いので一息つこうと缶ビールを一本だけ頂きます。ふぅ~生き返るぜ!
倉下の湯へGOー!
倉下の湯へは歩いて行きます。広場サイトに出ると白馬の山々が一望、私達が設営したのは画像の森の中なんです。今度は広場サイトに設営したいね。ただトイレや炊事場がかなり遠くなるのが難点か・・・。 |
キャンプ場の出入り口の道路にあるどんぐり村の案内。キャンプ場はどんぐり村の中の施設なんです。私達の倶楽部と同じ名前だ。 倉下の湯はキャンプ場出入り口から徒歩2分余りと近い。 |
倉下の湯の外観はとても趣のあるものです。久し振りに入浴しました。三回目ですが前回はキャンプ場がチキンジョージキャンプ場と言う名前の頃でしたね。 内部はリニューアルされていて綺麗でした。黄金色の湯に浸かり白馬の山々を眺める最高の一時を味わえました。そうそう、館内は撮影はダメだったんですよね。うっかり撮影してしまいました、申し訳ない。 |
入浴後は野営地でのんびりと楽しもう!
キャンプ場に戻るとキャンピングカーが出て行くところでした。同じ車が2台来てましたよね。これだけ大きいと野営地の選択が大変かもね。 |
フライパンを温めて調理開始、段々と暗くなって来てしまった。平日だが他に三組ぐらいがキャンプしている。近くには男女のライダーも来ていた。
日も落ちてゆっくりと語り合いながら過ごしてます。今夏氏は暑かったので焚き火の用意は無し、でも夜遅くは少し寒くなりました。
管理人さん紹介!
ここの管理人さんです。地元の方だと思ったら違ってました。このキャンプ場へ泊まりに来て気に入って依頼されて管理人をしているそうです。私達と同じキャンパーなんです。
チキンジョージキャンプ場の頃も知っているようで私が山菜の王様タラの芽を頂いた頃の管理人さんも教えて貰えました。
元は氷屋さんらしいですよ。お酒の好きな方のようで面白い話しが聞けました。「また、合いに行きますよ」!
7月18日
二日目の始まりです。昨夜は途中で小雨となり私のタープの下での一夜となりました。その雨は一晩中降り続け朝の食事中もポツリと来てました。
今回は暑い時期なのでパンとコーヒーです。生ものは注意しなきゃぁーね。でもコーヒーを忘れて石さんに分けて貰いました。
朝食後も降ったり止んだりで中々撤収ができません。まずはテントの中で片付けられる物から取りかかるnozaさん。前室があるテントは雨でも何とかなりますよね。 | |
石さんもテントとタープの乾くのを待ってるんですが中々、でも段々と明るくなり日差しが出て来る気配がして来ました。私もそろそろ片付けます。 |
記念撮影をして帰路へGOー!
片付けをしている間に青空が一気に広がりました。テントをしまう前に晴れてくれれば乾いたのにね。 もう暑くてヘルメットの中は汗まみれ、キャンプ場の広場へとバイクを並べてます。 |
広場からは山々が一望できます。次回はこっちへ設営しようか・・・と思うけどトイレや炊事場からは遠くなります。でもこの景色が味わえるならキャンプする価値はあり。
キャンプ場を出て長野オリンピックのスキージャンプ台方面へとバイクを走らせます。緑と山々がツーリング気分を盛り上げますね。 |
国宝松本城見学!
オリンピックロードを走ってましたが仁科三湖の湖に近いところを走りたくて旧?R147で松本城へ。駐車場の殆どは四輪用で二輪車用を教えてもらい何とか駐車。 暑いので木陰の下へ三台押し込みました。本当に暑い、夏のツーリングは嫌だ! |
日本の夏って異常だよね。若い頃は30度越えるなんてあんまり無かったと思うけどさ。松本城見学、春の桜の時期と秋に来た事はあります。やはり夏以外が良いね。
午前10時30分からお城見学に向かいました。正門から入って庭の美しさに感激、何度か来てるけど美しい。 | |
天守閣への通路では鎧甲冑に身を固めた武者がお出迎え。こう言うのって外国の観光客は喜ぶんだろうね。私なんかは暑いのに大変だって感覚でした。 昔、甥を連れて真夏にウルトラマンショーを見たけどあれってつらいよね。鎧の下のやっている人は大変だぜ! |
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バイクブーツを抱えての階段巡りは大変、片手にカメラでしょ、あんな狭い急な階段は落ちたら死ぬよ。敵を防ぐためなんだから当たり前だけどさ。 お城から見下ろす庭も美しい。 |
最後の〆は信州蕎麦でしょ!
午前11時過ぎ、せっかく信州の松本へ来たのだからと旅の〆は信州そばにしました。駐車場へ戻る途中に目に付いたそば庄で昼食です。
私は奮発?して名城そば(画像)を注文、豪華で美味しそうです。味は・・・・松本城の近くならどこも美味しいと聞いていたんですが、お楽しみは次回!
白馬黒部キャンプルート図
ツーリングデーター
燃料代金 | 3.832円 |
高速代金 | 8.700円 |
食料代金 | 7.500円(キャンプ買いだし分とビール代、途中の飲食代含む) |
キャンプ代金 | 1.500円(1区画3.500円を割り勘バイク一台+大人一人) |
倉下の湯 | 500円(管理棟で割引券購入) |
黒部ダム | 2.570円(トロリーバス往復代金) |
松本城 | 都合にて無料 |
合計 | 24.602円 |
走行距離 | 一日目 330km 二日目 295km 合計625km |
動画