「暑い」「暑いよねぇぇ~」と今回の行き先を決める時にこんな会話がありました。その通り、最近の夏は異常な暑さです。「無理せず近場で・・・・」てな訳で担当者が選んだのは
中津川、恵那方面。
近場で楽しもうと言う考えです。が、近くても良い見所はあるのかと心配しましたが何のなんの感動しました。ではでは私の大嫌いな夏のツーリングをご覧下さい。
HP担当 団栗村の住職さん
苗木城、その城に集まりし侍達は強かった。自然の地形や岩を利用してのまさしく難攻不落、それを攻略しようと差し向けられた私は忍び込みに失敗し見事に追い払われました。
俺って間者だけど患者かぁぁ~来週は眼下と内科と泌尿器科と整形か・・・・本当に患者だ。
集合は何十年ぶりかの内津峠PAだ!
6月12日
前日までの台風の接近で友好クラブのツーリングは立て続けで中止となっていた。私達の定例も心配していたが一気に降水確率は低くなり当日を迎える。が、予報では行く方面の中津川や恵那は不安定らしい・・・。
集合する中央自動車道・内津峠PAは何十年ぶりに使用する場所、東海環状自動車道が土岐jctにつながってからは利用していないのだ。
今回は企画担当者のお勧めの県道66で恵那へと走るために内津峠Pとした。
集合時間は午前9時、7時30分に一番乗りした私はPAのレストランへ。ありました、私の大好物の朝定食、焼き鮭・納豆・海苔・味噌汁なんて最高じゃん。 こう言うのが最近の新しいSA、PAに無いのが残念だ。 |
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集合場所に一番乗りするのは集まる仲間達を撮影するためでもある。ま、単に年寄りは朝が早いからってのが本音だが???。 石さんがカワサキバルカンS650ABSでやって来た。石さんも早く集合するタイプだね。続けてけいさんがBMWR1200GSで到着。 |
W3アメリカン風???
カワサキW3-650RS、往年の名車をアメリカン風にすると言うので楽しみにしていた。見事な仕上がりと大きなカバンとバランスが取れるように苦心したのが良く分かる。
ただ風防とカバンのせいか高速でヨーイングが発生するが速度を落とせば問題なしと言っていた。
企画担当は改造後このバイクでは初ツーリングの源さんである。豪快な排気音を響かせて到着です。
内津峠PAに集合したのは6名、第二集合場所は県道66沿いにある道の駅土岐美濃焼街道どんぶり会館で3名合流予定だ。 スタートまで暫し談笑を楽しむ。 |
時間となってこじこじさんに手伝って貰いルート説明です。今回は初めてのルートなので担当の源さん頼みです。
県道66を快走し恵那へと向かう!
土岐jctで中央道から東海環状自動車道へと入り土岐南多治見ICで降りる。降りる手前でルートに詳しい源さんに先導して貰う。県道66へと出るところがややっこしい
らしい。無事に県道66を道の駅どんぶり会館へと向かう。
どんぶり会館で岐阜方面の三名が合流した。いつも大型バイクで参加している平さんがスズキVストローム250で来ていた。軽くて乗りやすいと言っていたよね。 確かに格好良いし今流行だよね。 ところが行く方向には真っ黒の雨雲が垂れ込めていた。 |
合流した三名にルート説明後に再び県道66を走る。私の後方に8台の参加車両が続いている。恵那へと向かい走るが雨雲へ向かっている感じだ。
道の駅そばの郷らっせいみさとの手前で一旦R418に入るもすぐに県道66へ戻る。信号もなく狭いものの緩やかなコーナーが続く快適路だ。
恵那市からはR19へと乗り換えて中津川へと向かう。途中から小雨となり中津川でR257へ入ると本降り、城山大橋で木曽川を渡り右折して源さんに先頭を交代。
苗木城趾までは後少しだ。
苗木城趾到着「あっ雨が上がるか・・・」!
苗木城趾へと上がらずまずは資料館の駐車場へと停めた。源さんや皆さんと相談し「雨が上がるまで資料館を見ましょう」となる。 鎧甲や鉄砲やお城の復元模型などが展示されている。 |
火縄銃を構えるのは石さん、何を狙っているのだろう。 最近、何かこう言う写真が続いています。ツーリングって企画すると同じ方向のが続くのかもね・・・。 |
雨が上がり苗木城趾へ「炎天下じゃん、暑いぜ」!
苗木城趾資料館見学後はいよいよ本日のメインツ予定の城趾まで上ります。ところが表へ出たら青空、天候回復で安心と思った途端の炎天下で気温はググーンッと上がり殺人的な暑さ。 この暑さに持病のある人や足腰に不安のあるメンバーが山登りをパス、登ったのは担当者の源さんを含め5名。さぁ~行くぞと私も行きます。 最初は資料館脇の木陰道だったので楽じゃんとおもったんだけどね。 |
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木陰から出ると道路で少し上がると駐車場、「えっここまで車で入れるのおぉぉ~」と思ったら疲れがドドドドッ。 この一番奥にある駐車場までの上りが一番きつい、舗装が終わり遊歩道の砂利道からは傾斜も緩くなり多少は楽になる。 が、暑い!下着もパンツまでベッタンコで気持ち悪い。着替えを忘れた事に後悔だ。 けいさんは資料館玄関にあった杖を使用していた。しまった私も借りて来るんだったとこれも後悔、後悔が俺の人生だ! |
第一展望所からの眺め。丁度木陰に展望所があり涼みながら見上げた、ゲッあそこまで登るんかい・・・。見えるのは木製の櫓(やぐら)、展望台になっているらしい。
登って行く所々にある石垣、自然石も利用しての造形物だ。見ていても豪快で荘厳だ。
城趾の登り口に苗木城趾の石碑があり記念撮影、暑くて閉口するが木陰が多く助かる。 | |
城趾に近付くと眼下に回りの景色を見下ろすようになる。本当に山の中に作られた城跡なのだと気付かされた。 |
やっと見えた苗木城趾、あの櫓まであと少しだ。石さんが元気良く登って行く。負けじと続くがきつい!
眺望最高、苗木城趾で記念撮影!
使用時間片道15分、汗だくで苦しかったが「えっ15分・・・」って感じだった。三脚を忘れたので櫓の柱を利用して撮影。源さんは二回目だと言う、こんな近くの良い場所
はもっと早く教えて欲しかったなぁぁ~。素晴らしい景色、下界が丸見えでしょ、敵が攻めて来るのが良く分かるよね!
この時の暑さで私はメッシュジャケットの購入を決めました。夏場のハードプロテクターは安心だが暑いのが難点か・・・。
山頂展望台からの景色、これなら川を渡る敵も天守へと押し寄せる敵も良く分かるよね。この付近を収めていた遠山家は本能寺の変以降、秀吉に従わず家康に
身を預けて明治までこの地方を収めたと言う。多分、廃藩置県が実施されるまでだろう。家を守り勝ったのは誰なのだろうか???。
汗を流しに行くぞ東山温泉、腹も減ったぜ!
お昼ちょい過ぎに資料館駐車場を出て恵那にある東山温泉へ向かう。道が分からないので良く知っている源さんに先導をお願いした。私は必死に着いて行くのみだ。
R257を横切り木曽川に架かる美恵橋を渡る。恵那峡ロードを走り恵那峡大橋、県道72へ途中で右折し山間を抜けると東山温泉到着だ。
書くと簡単だがツーリングマップルR中部北陸版のおかげだね。
まずは記念撮影「あれっけいさんは????」!
到着して記念撮影とする。が、後でけいさんがいないのに気が付くも後の祭りだ。駐車場所は傾斜地なので駐めにくい。後は温泉施設だ。
食事+入浴代金を払って早速温泉で汗を流しました。少し熱めですが檜の香りがして湯船でゆっくり談笑タイム。私は湯上がりしてから汗で濡れたTシャツを着る気にならず
バスタオルを羽織ってました。
一汗流して昼食タイム、おまかせ料理+温泉=1.680円は格安です。鮎定食、お刺身定食、釜飯定食ととても美味しく頂きました。これでノンアルコールじゃなく一杯やって
そのまま泊まれたら最高だったのにね。
私が食べた鮎の塩焼き定食です。山間の素朴な料理は私の年齢には優しくて嬉しい料理でした。 温泉も料理も大満足です。 |
汗で濡れたTシャツを着て解散前のコーヒータイムへ!
東山温泉を出て県道72に戻るとありました博石館、ここでコーヒータイムとしました。独特の雰囲気の建物がお出迎え、一枚岩や大理石のテーブルに巨大な岩をくりぬいたイス
が驚かせてくれます。
座ろうとイスに手を掛けたら「うっ」動かない!何とイスの座面や背もたれが石でした。ここまで徹底すると凄いです。コーヒーに付いてきたケーキ、美味しかったです。
博石館は土日のみ営業との事、皆さん一度お出かけ下さい。
コーヒータイム後に解散しそれぞれに㎞へと向かいました。私は恵那ICから高速で名古屋へ、途中の土岐jctで石さんと別れて帰路へ付きました。
後記 いつも何気なく通り過ぎる町にはまだまだ知らない見所があるんですね。そう言う所を散策するのも面白いと再認識したツーリングでした。企画担当のWの源さんお疲れ様でした。 |
6月定例ルート図
動画