夏企画Ⅱ 木曽福島、開田高原を巡る気ままなキャンプin高ソメキャンプ蕎麦三昧の旅!

 何と言う暑さ、私の住む名古屋の港では40度に近づきつつある暑さだ。そんな時は標高の高い山へ逃げるのが一番だろう。
毎年行われている倶楽部の夏キャンプ第一弾は各自自由に走り現地合流の気ままなキャンプ・・・のはず、なのに毎回一緒に走るパターンである。今回も同じで私とカワサキバルカンSに乗る石さんとの二人旅。誰か突然の参加があればと期待して標高1.200㍍の高ソメキャンプ場を目指します。

HP担当 団栗村の住職さん

高ソメキャンプイラスト
長野県松本市奈川にある高ソメキャンプ場でシャワーを浴びて昼間から「かんぱーぃ」とビールを飲んでいた。白樺林から見える乗鞍岳、流れる小川と爽やかな風の演出で
山間のキャンプを満喫ぅぅ~」そしたら倶楽部ラインメールに「暑い」「地獄だ」「40度越えた」と下界からのお助けメールが立て続けに着信。
意地悪く「天国じゃ涼しい」と打ち返してやった。そんなメールを打ったたせいか、良くイラストを見たら私のシャドウの後部と石さんのバルカンのエンジンが書いて無い。
ゲッ罰かたたりか、単なる手抜きかは神様だけが知っている・・・誰もがぁ~みいんなぁ

7月16日

中央道・屏風山PAでカレーうどんだぜ!

バルカンSが待っていた  虎渓山PAで給油して午前8時30分、屏風山PA二輪車置き場に着いた。すでにカワサキバルカンS650ABS石さんが到着していた。
しばしお話をして私は朝食へとはなまるうどんへ向かう。 


はなまるのカレーうどん  ここへ来ると食べるカレーうどん、食べやすくて値段も安くて早くて美味い!今日は暑さ対策に唐揚げ?を+???。これで元気がでれば儲けものってか! 

行くぞ、木曽福島の蕎麦の名店車屋本店へ!

午前9時10分、誰も来ないのを確認してからスタート、今回の目的はキャンプ場でのんびりだが木曽福島開田高原蕎麦を食べようと言うものだ。まずは暑さ対策に途中の
道の駅で休憩しつつ木曽福島へと向かった。

長蛇の列
午前11時に木曽福島の車屋本店に着くと長蛇の列、ゲゲッ並んでるうぅぅ~、祭日なのを忘れてましたぁ~!

専用駐車場へ駐められた   車屋専用駐車場は満車だった。が、工事車両らしく関係者が「出ないから大丈夫」と駐めさせて貰えた。昨年の10月に改装工事は終わっているはずだが細部はまだなのだろう。

並んで待つ
何度も来ているが改まって見てないのでどう改装したかは???。店舗入り口すぐ横の駐車場があった所には作業中なのか資材が積んであった。名前と人数を書いて
一時間近く待つ。待ち時間に町並みを見ているのも良いものとしよう。

メニュー  増えたテーブル席  座敷は少なくなった  入店は丁度12時、ざる蕎麦並盛りを注文した。店内は以前とはまったく変わっている。調理場は同じ位置だが入り口正面の座敷がなくなりテーブル席が増えていた。ブーツを脱がなくて良いのでライダーには大助かりだね。
座敷は入り口左手に集約してある。新しいってのは良いよね、味が変わらなければ良いのです。 


ざる蕎麦昼食タイム   待ってました。ざる蕎麦が目の前に運ばれて来ました。お腹すきすき、「旨い」本当に旨い・・・ただ昔食べたような感動するような感覚が感じられませんでした。
まぁ~何度も食べてるから慣れちゃったかな。次回に期待しましょう!

さぁ~目指せ高ソメキャンプ場へ!

R19へと入り木祖村のやぶはらで県道26へと左折して奈川村へ向かう途中のスーパーまるとへ向かいました。

車屋を後にする   美味しい蕎麦を味わって車屋本店を後にします。駐車場を出てポールで入れないようにしておきます。見付けた工事現場の方にお礼を言ってR19へ。
スーパーまるとで買い出し   午後12時50分、やぶはらにあるスーパーまるとで買い出し。クジラの刺身をゲットしたが相対的に食材が少ないのは仕方無い。ビールの種類も少ないので色々と要り様な場合は木曽福島のイオンでどうぞ。

食材積み込み完了
ビール大好きな私は足らないと嫌なので多めに仕入れてクーラーへ板氷りとともに積んだ。後部の積載用の板に焚き火台を寝かせてクーラーを積む。
重い物は下への基本だ。いつもはサイドバックに入れるのだが痛んできたバックに押し込むのはやめた。
お互いに荷物満載なのでゆっくりと走ります。

用心に給油  明日はキャンプ場からそのまま野麦峠を抜ける予定なのでスーパーの近くで給油しました。場所は長野県木曽郡木祖村です。山に囲まれた田畑の広がる集落にありました。カード支払い対応です。 

キャンプ場到着、早速設営開始!

温泉施設のある奈川村のウッディもっくを通過し野麦街道との分岐を右折、県道26から外れてキャンプ場までがなぜか遠く感じられた。

管理棟
午後1時50分、松本市奈川村にある高ソメキャンプ場に到着し管理棟で受け付けをする。池や乗鞍岳が眺望できる池に近いサイトは既に予約済みか先着がいたので
用紙を貰って成るべく日差しが避けられて乗鞍岳が少しは見える場所(確か5番)に決めた。
広いので1サイトにバイク2台+テント2張りで゜一人1.540円だ。1サイトは1.540円だから2サイト借りても料金は一緒か???。

テント設営
キャンプサイトの地面はしっかりしてますが用心にスタンド台を使用しました。ぺぐも打ち込みやすいのですが時々石に邪魔されます。私は奥の小川の側に設営です。

お先にビールタイム
お先にシャワー浴びた私は池と乗鞍岳方面を見て一人乾杯で涼んでます。暑くて動きたく無かったので温泉はパスして早々にビールタイム突入です。

二人でかんぱーぃ
石さんもシャワー前にビールタイムに合流。涼しいぞメールを送ったら倶楽部ラインメールに下界はとんでもなく暑いのメールが次々と入って来た。

バイクをサイトの中へ  やはりバイクをサイトの中に入れたいので管理棟へ確認したらOKだった。テントの前にバイクを移動しました。これで飲みながらバイクを眺められます。
キャンプ場のホームページでは丸太に囲まれたテントサイトの中には乗り入れはできないと記載があった気がしたので・・・・。 


クジラの刺身  愛用のバーナー  砂肝とピーマンを塩コショウで炒める  今夜の食材はクジラの刺身、旨かったぁぁ~ビールが進むの進君だ。で、愛用のバーナーを用意してフライパンで好物の砂肝とピーマンを塩コショウで炒めます。
ただ炒め過ぎて炭素食材になっちゃいました。 
石さん再び合流  シャワーを浴びた石さんも再び合流。ただラインメールが次々に入ってバッテリーが切れる寸前に。手回し充電器の出番となりました。お疲れ様です! 

乗鞍岳に陽が沈む
夕刻となり乗鞍岳方面に陽が沈みます。標高が高いので冷えて来ました。一枚羽織って宴は続きます。


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7月17日

今回は朝まで爆睡でした。名古屋と違って涼しくて蒸し暑くて起こされることもありません。
早朝の散歩で池から見える乗鞍岳を撮影、次回はシーズンオフに来て池沿いのサイトで泊まりたいものですね。

朝の清々しさの中で朝食タイムだ!

雑炊を温める  コーヒータイム  起床は早朝5時、テントの中でマットやシュラフを片付けて散歩も終えると朝食の用意です。今回も貰い物のインスタント雑炊、温めるだけ。美味しいけど毎回なのでちと飽きた。
朝食後は片付けながらのコーヒータイム。スティクコーヒー便利です。 


石さんも朝食タイム  石さんは朝からカップ焼きそばだったかと思います。79才、食欲旺盛元気一杯見習いたいものです。 

記念撮影をして野麦峠へ行こう!

記念撮影
片付けが終わり管理棟へ挨拶をしてから記念撮影をする。二日目の目的は野麦峠を走り開田高原で蕎麦を食べると言うものだ。では、二日目の始まりです!

野麦峠の展望所
県道26を戻り直進して県道39(野麦街道)を走る。狭いがそれ程厳しいコーナーもなくお助け小屋手前の展望所で休憩。左は現在の私のツーリングスタイル、
ここでは何度も写真を撮っているが秋の紅葉の時期が最高だ。

お助け小屋駐車場へ到着!

女工を背負う銅像
午前10時、野麦峠お助け小屋の駐車場へ着。女工を背負う銅像の前に駐めて撮影、丁度木陰になっていたのでそのまま駐車してしまった。他の観光の皆さん
撮影の邪魔でした。申し訳ない!

野麦峠資料館見学!

女工さんがお出迎え お助け小屋の駐車場は広い、小屋は何度か言った事があるので対面にある資料館を見学。
入館料500円、係員さんの説明では展示してあるビンに入った麦はこの一帯に群生するクマザサの実だと言う。数年に一回、麦のような実がなりそれを昔は非常食として保管したらしい。
広い野原に咲く麦から野麦峠と名付けられたと説明された(間違っていたらごめん)。それを聞けただけでも500円の価値あり。
当時の女工さんの人形がお出迎えだ。
山に入る人達の必需品だよね。展示してある女工さん達の衣装を見ると着ている物もこれで真冬の峠越えをしたのかよと思えてしまうが、足元に驚いた。
素足にわらじって感じだもんなぁ~凍傷にならなかったのかな?。
せめて画像にあるわらの長靴タイプなら納得するけどね。
かんじきは現代のスノーシューでしょ。
織った布 女工さんがつむいだ糸をこう言う布にして行くんだよね。映画で見たけどその技術によって一級、二級と差が付けられ給金も違ったと記憶している。
給金と言えばシアターで当時の模様を再現した映画が見られた。その中で登場した老女工さんが月給五円と言っていた。後で係員さんに聞くと50円の間違いと確認。
旗織機、これでどれだけの布を織ったんだろう。汗を流して布を織る女工さんの姿が浮かぶ。 旗織機
広場 階を降りると広場、日本地図のいたる所にある印は女工さん達が働いた場所か??。
当時の乗り物コーナー、籠って明治大正時代は籠は無いよね。馬そりは威力を発揮しただろうね、でもこの峠の傾斜は大変だ。
大八車は私の子供の頃もまだ大工さん達が使っていた。しばらくしてリヤカーになり自転車に発動機を付けてサイドリヤカーが走り回っていたっけ。
ちなみに私は則車付自動二輪車の経験者です。
当時の乗り物
山の道具達 山の道具達、キャンプして(たきぎ)を切る時の小さなノコギリやナタなんか私も欲しいですね。
野麦峠の映画ポスター、今や大女優になっている方もいました。中には亡くなった方もチラホラ・・・古い映画ですもんね。 映画ポスター

R361を駆け、行くぞ開田高原へ!

乗鞍岳が見えた
R361へ出る手前からはバックミラーに乗鞍岳が写ってました。路肩へ駐めて撮影です。

御嶽山を撮影、あの雲は?
R361へと乗り換えて開田高原へ向かう途中で御嶽山を撮影。左は御岳の隣の山なんですが稜線上空にすだれのような雲が・・・これって人工?。多分飛行機雲が垂れ下がって
来たって事か???。右は御嶽山、未だにあの噴火が思い出されます、合掌。

開田高原の蕎麦処霧しなで昼食だ!

蕎麦処霧しな  霧しな到着、高原とは言え暑い、エアコンの効いているであろう店内へと逃げ込むのが熱中症対策だ。いつもはバイクが多く駐まっているが本日は私達だけだった。 

もりそばおこわセット1.400円
私が食べたのはもりそばおこわセット1.400円、この中で一番美味しかったのは笹で巻いたおこわです。「えっ」蕎麦・・・・これは味覚の問題だよね。以前はもっと旨かった
気がしたんだけど私の味覚も落ちたようです。まぁ~その時の体調もありますよね。

 後記
天候に恵まれて予定通り進んだのが一番ですね。蕎麦三昧と高原でのんびりを目的にした旅、食べ物は人それぞれを改めて感じました。
高原の涼しさ素晴らしさは充分に満喫、やっぱり暑い季節は山へ逃げるのが一番ですね。

気ままなキャンプin高ソメキャンプ場ルート図

動画

  一日目
大変な暑さの中をR19を走り木曽福島で蕎麦を食べやぶはらからキャンプ場へ向かった。涼しい野営地で一夜を過ごす。
  二日目
野営地を散策し野麦峠資料館見学と開田高原の霧しなの蕎麦を味わった。

リンク集

高ソメキャンプ場  車屋本店  蕎麦処霧しな 




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